『氣』について

こんにちは!磯吉です。

今回は『氣』についてお話しします。

西洋医学は血液と血流を基本として健康の判断基準にしています。

対して東洋医学の場合、人間の命とは経絡という気の流れが必要だという考え方をします。(氣の流れがないと血液が流れない。)ツボとツボを線で引くと経絡線といいます。

そして体の中の気の流れがおかしくなると病気になると言われてます。病気の病の字は『びょう』だけではなく『やまい』とも読みます。病の気が病気なのです。病気の反対が元気。氣が元に戻ると元気になります。

気という字は様々なところで使われています。気持ち・気楽・気狂い・気質・気圧・気軽・気重・気心・気づき・気管・・・などまだまだあります。

気が後に来る字も多くあります。元気・火気・意気・若気・眠気・怖気・色気・浮気・嫌気・天気・・・など全て気に関する事が多いです。

経絡とは簡単にいうと代謝物質の通り道で、ツボの数は体全体で700以上あると言われています。ツボは内臓と皮膚の外を繋ぐものが多く、内臓のツボは手の平、足の裏や顔にも繋がっています。

重要な氣の流れ

氣はツボとツボをつなげる道を通るエネルギーのようなものでそれが滞ると病になると言われています。

氣の流れもやはり低体温で滞る事があり、低体温は全ての病気を招き入れる根源です。

しかしながら氣にも、『陽の氣』・『陰の氣』があり、やはりバランスがある様です。

体質でも陰陽があり、東洋人は陰体質に近く、その中でも日本人は陰の体質です。西洋人は陽体質に近いです。

体が陰に傾きすぎる、又は陽に傾きすぎると病気になったりするので中間というバランスを取る様にしたらベストです。

氣も食べ物も陰体質の東洋人である日本人は『陽の氣』を取る努力をしないと陰の氣のものを取り入れてばかりいるとバランスを崩してしまいます。

内臓と顔のツボは繋がっていて目の下は腎臓・目の上(まぶた)は肝臓・上唇は胃・下唇は腸・鼻は心臓・口周りは子宮・・・等です。マッサージをしたり熱めの蒸しタオルで顔を温めたりするだけでも変わってきます。

『内臓の冷え』(低体温)はシワ・シミ等の老化現象も招きます。内臓温度が高い人は細胞分裂も盛んになるので比較的老化は緩やかです。

氣は経絡・ツボに関わる病気等も低体温を改善すると楽になることから昔から鍼灸師と呼ばれる方達が治療に当たっていますが、悪くなる前にお風呂の中でツボを抑えるだけでも改善したり、症状を抑える事ができる様です。

なのでシャワーで手短に済ませるよりお風呂にゆっくりと肩までつかる方が健康に良いです。(熱があったり体調が悪い方の場合、入浴は体力を消耗しやすいので程々にするか体調の良い時のみにしてください。程よく温まったら無理せずに上がってください。何事にもほどよく無理しないのも大切です。)血流の流れを良くするには体温を上げる、お風呂に浸かって一時的でも血流を良くするだけでも変わってきます。

是非試してみてください。今日も最後までお読みいただき有り難うございます。

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